お正月に揃えておきたい飾り物の種類と処分する時期など 
 

 
 

お正月前はお正月飾りを準備したりと何かとあわただしい年末になってしまいますよね。
お正月飾りを始める日など実際に決まっていないため、どんなものを準備していつ飾りつけをしたら良いか迷ってしまいます。
ここではお正月に飾る装飾品や処分するタイミングなどのお役立ち情報をご紹介していきます。

お正月に欠かせない飾り物

お正月の飾り物として伝統的な装飾品の1つには門松としめ縄、鏡餅があります。
これらは新年に幸福をくださいと言う願いを込めて飾るのですが、歳神様を招き入れるためにも飾られます。
また、しめ縄には「ここに幸せ欲しいです」というような神様にお知らせする目印という意味があります。
しめ縄には神域や聖域を表現する意味もあるので、神道の中での神祭具としても有名なのです。
その中でも多くの家庭で飾られることが多い門松ですが、正しい門松の作り方はご存知でしょうか?
松を中心にすえて3本〜5本、7本の葉つきの竹を添え、すそに松の割り薪を並べて荒縄で3カ所を三巻き、五巻き、七巻きと節目を見せ七五三に結んだ形が正しい形だと言われています。
また鏡餅は縁起物である海老、昆布、裏白、ゆずり葉などと一緒に飾りつけると良いでしょう。

飾り物の処分のタイミング

日本では1月1日の元旦から1月7日までを松の内と呼んでいます。
これは年神様がいる期間と呼ばれており、大切な期間でもあるのです。
せっかく年神様が来てくれているこの期間に、間違ってお正月飾りを片付けてしまわないようにしましょう。
門松やしめ飾りの処分のタイミングとしては、6日の夜か7日に片付けると良いと言われています。
また、1月7日の朝に七草粥を食べた後に装飾品をはずしたり処分したりすると良いとも言われています。
お正月飾りは年神様をお迎えする神聖な飾り物なので、その役目を終えた後は粗末に扱うのではなくしっかり処分をすることが大事です。
正式な処分のやり方としては一般的に近所の神社に持っていくと良いでしょう。
住んでいるところによっても異なりますが、だいたい1月15日に行われるどんど焼きやお焚き上げに参加して焼いてもらうことがベストです。

                          
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